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【小説・ミステリー】『その可能性はすでに考えた』―奇蹟の証明と悪魔の証明

『その可能性はすでに考えた』井上真偽 / 講談社

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今ドラマで放送中の『探偵が早すぎる』の原作者のデビュー作です。

 

主人公の探偵は奇蹟がこの世に存在してほしいと願っています。

奇蹟の存在を証明したいと思っているのです。

 

「奇蹟の証明」とはあらゆる可能性の否定でもあります。

あらゆるトリックを用いても、事件で実際に起きた現象を説明できない(成立しない)ならばそれは「奇蹟が起こったから」としかいえないからです。

 

次々に繰り出される仮説に対して、少しでも可能性が残されていてはいけない。

逆に、仮説を提示する側はどんなに低い確率でも完全否定されなければ勝ち(奇蹟ではないから)という「悪魔の証明」。

 

仮説→否定→新仮説→否定→・・という流れは本格ミステリーの基本構造と同じ。

 

主人公は奇蹟を証明したいのに、結局トリックの解明になってしまうという結果に。

ギャグなんだかシリアスなんだか、どちらにもとれます。そこが面白い。

 

目的は全く逆なのに、やってることは本格ミステリーの謎解きになってしまっているという不思議な楽しさ。

著者の着眼点というか発想のひねり方が素晴らしい。

 

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【新書】『ゼロリスク社会の罠』―リスクの捉え方

『ゼロリスク社会の罠』佐藤健太郎 / 光文社

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 人はリスクを読み誤る生き物なんだそうです。

リスクを見ないようにしたり、あるいは過大に見積もろうとしたりする心理的バイアスがかかりやすいと著者は説きます。

 

ハーバード大学のリスク解析センター(何それ?)では、

リスクを人々が強く感じてしまう10の要因を発表しているそうです。

・恐怖心

・制御可能性

・自然か人工か

他7つ

 

恐怖を感じると、実際よりも大きくリスクを見積もってしまう本能を人は持ち合わせているそうです。これはもう大昔の狩猟時代から遺伝子に組み込まれているので仕方ないのですが、現代社会においては本能よりも理性で判断をした方が危険を回避できる。

反射的な行動をする前に、一度立ち止まって考える癖をつけたいものです。

 

生ガキを食べてあたった人は毎年数万人は発生しているはずだが、規制を受けることなく普通に店頭で販売されています。

一方、人工の食品添加物で数百人程度の被害が出たらマスコミや世間は大騒ぎする。

「天然」は安全で、「人工」は危険という思い込みが強すぎる。

 

著者は「天然」大好き・「化学」は大嫌いという傾向以外にも日本人の勘違いについて説明しています。

・発がん性

・トランス脂肪酸

・ホメオパシー(エセ化学)

・放射線

 

なんとなく危険そうだから、リスクをゼロにしたいと渇望するリスク過敏症の日本人。

しかし、リスクはゼロにはできない。(当たり前)

ゼロに近づけようとすればするほど、他のリスクや結果に見合わないコストがかかる。

リスクを低くする努力は必要だが、どの程度のリスクならば受け入れてもよしとするか。

リスクの大きさ、コストに対するメリット・デメリットのバランスが大事。

 

なんでもかんでも、「リスクあるからやめた方がいい」という口癖の奴はダサい。

 

【マンガ】『嘘解きレトリック』(1-9巻)ー嘘が見抜けても(すぐに)真実は見抜けない

『嘘解きレトリック』都戸利津 / 白泉社

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嘘が見抜ける(というか聞き分けられる)能力を持つ主人公・鹿乃子。

貧乏な名探偵・左右馬。

彼らがコンビを組んで事件を解決していくミステリーマンガです。

 

鹿乃子は小さい頃から他人の嘘が見抜けたため、ずっと奇異に見られ、気味悪がられ、疎んじられてきました。

優しい言葉をかけてもらったとしても、彼女には嘘が分かります。

相手の意図がすぐに見抜けるために、ずっと孤独で気を張って生きてきた(はず)。

 

しかし、自分の特殊能力を明かしても嫌がらず、引かず、受け入れてくれる人に初めて出会います。

それが左右馬なわけですが、彼は自分の発言が嘘かどうか全部バレたところでかまわないと、すぐに彼女を探偵助手として受け入れるのです。(第1話)

この時の鹿乃子の圧倒的な幸福感・安心感のシーンは素晴らしいですね。

 

「私がそばにいるのが嫌じゃないんですか?」

「うん、嫌じゃないよ。

 分かるでしょ?ウソじゃないって。」

 

嘘が聞き分けられるからこそ、相手の真意も分かる。

完璧な演出!

 

もうすぐ最終巻(10巻)発売。

 

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【マンガ】『ギャングース』(全16巻)―社会の残酷さと闘う

『ギャングース』肥谷圭介・鈴木大介 / 講談社

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ホームレスの若者が社会の底辺で生きるとはどういうことか。

その凄まじさをこのマンガは教えてくれます。

こういうことが現代日本で繰り広げられているのかと戦慄を覚えます。

北朝鮮や途上国のスラム街の話ではないのです。

 

お金もない、家もない、まともな親もいない。

学校にも行っていないから仕事に就くこともできない。

そんな彼らが生きていくには、誰かから奪うしかない。

 

正規の手順では自力で這い上がれないほどの地獄。

こんな毎日じゃ、希望を失うなという方が無理な話だ。

誰だって、自暴自棄になるか、周りに敵愾心をむき出しにして生きることになる。

 

しかし、このマンガの主人公・カズキは希望を失わない。

野望を捨てない。

仲間を見捨てない。

遊び心を忘れない。

悪徳に流されない。

 

フィクションだからといってしまえばそれまでだけれど、

彼のようなバイタリティをもって、いつでもふざける余裕をもって楽しく生きていこうという気概を持った人間はそうはいません。

 

苦境で生き抜くヒントになると思います。

 

こういうマンガこそドラマ化・映画化してほしい。

無理だろうな~。スポンサーがつかないでしょう。

 

・・・と思ったら映画化されましたね!(2019年1月現在)

すごい!

 

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【マンガ】『るろうに剣心』(14巻)―無論 死ぬまで

『るろうに剣心』和月伸宏 / 集英社

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↑斎藤VS宇水は完全版では11巻に収録されています。

 

「るろ剣」は読みだすと止まらないですね。

好きすぎて困るので、いつもは本棚の奥へ封印しています。

【特に】13、14、15、16巻の怒涛のバトルは最強に面白いですね。

【特に×2】、14巻が好きで読み返しすぎて左手の親指の当たるページをめくる部分が黒ずんでいます。(保存用買っておけばいいか)

学生時代は、14巻は最初から最後まで暗唱できました。

【特に×3】斎藤一 VS 宇水戦はアツいですね。

興奮しすぎて鼻血が止まらない勢いです。

 

斎藤のカッコよさを最大限引き出す演出、構成、セリフまわし。

男も女も惚れること間違いなし。

 

その後の「剣心 VS 蒼紫」「比古清十郎 VS 不二」「剣心 VS 宗次郎」も最高に素晴らしい。一切の手抜きなし。妥協なし。

著者の和月氏が一番ノリにノっていた時期ではないでしょうか。

その才能と技術を十二分に発揮され、結実した珠玉の作品。

 

これからの人生で引っ越ししたり、生活環境が変わったり、歳をとって本を処分しなくてないけなくなったりすることもあるでしょう。

でも本棚に必ず置いておきたいマンガです。

 

無論 死ぬまで。

 

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【小説・ミステリー】『ホッグ連続殺人』―ある意味究極のトリック

『ホッグ連続殺人』ウィリアム・L・デアンドリア / 訳:真崎義博 / 早川書房

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38年前に発表されました。

本当の標的をカムフラージュするために連続殺人を行うのは、今となってはミステリーではよくある手法だが、この小説のトリックはその究極形と言えます。

ちょっとだけ真似るというのも不可能。

唯一無二であり、最強のトリックです。

誰かがいつかは思いつくアイデアですが、これはもう早いもの勝ち。

書いてしまえば歴史に残るトリックになる。

似たようなことをしようものなら確実にパクりになってしまうトリックだから。

ホッグとは何のことか、読み終えたときにタイトルの上手さに驚く。

 

キャラクターも立っていて面白い。

ケチで女好きな教授が探偵役です。

 

著者に騙されて「おお!すごい!」と唸らされる体験は、ミステリーを読めば読むほど無くなっていきます。当然のことながら。

しかし、この本は誰が読んでもその体験が出来ます。

 

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【マンガ】『アカギ』(6巻)ー奴は永遠に保留する

『アカギ』福本伸行 / 竹書房

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ついに2018年6月に最終巻を迎えましたね。

後半ではもはや鷲巣マンガと化していましたが、前半は色んな敵と対戦します。

(あ、麻雀マンガです。)

 この巻では浦部との勝負に決着がつきます。

勝負後のセリフにシビれます。

 

アカギといえば、数々の名言がありますが、一番好きなのがこれです。

 「奴は永遠に保留する」

 

 人間は危機に相対したときにいくつかに行動パターンが分かれるとアカギは言います。

逃げ出すか、突っ込んでくるか、立ち止まってしまうか。

 

人は決断を先延ばし(保留)にしがちです。

決断をすることを怖がります。

間違っていたときに傷ついたりするのが嫌だから。

 

アカギは違います。

彼はギャンブルの不条理性、博打の理不尽さを楽しんで生きています。

死にたいわけでもないし、金が欲しいわけでもない。

生きたいわけでもないし、勝利を渇望しているわけでもない。

不条理に身を委ね、狂気の中で生きる。

常人には到達できない境地。

 

男なら誰もがアカギの生き方に憧れを抱くのではないでしょうか。

彼の生き様は僕の理想像です。(真似できないですけど)

 

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【小説・ミステリー】『日本核武装』―世界からナメられないために

『日本核武装』高嶋哲夫 / 幻冬舎

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文庫化を待っていたのですが、ついに出ました。(2018年4月)

米朝首脳会談を通過したばかりで、めちゃくちゃタイムリーに出版されましたね。

たまたまなのか、販売戦略なのか。

後者ならすごいですが。

 

ジャンルはミステリーにしましたが、広義で当てはまる程度。

インテリジェンス、軍事、サスペンスに近い。

上巻では北朝鮮と中国がきな臭い動きをしているだけでしたが、

下巻の怒涛の展開はめちゃくちゃ面白い。

核爆弾を作って、日本の首相、アメリカの大統領、、中国の国家主席に現物を見せて、日本もその気になれば核武装できるんだぜという意志を示す。

フィクションとはいえ、これくらいやらないと世界からナメられ過ぎているという現状を読者に教えてくれます。

核に関する条約の数々も、核保有国たちの欺瞞に過ぎないのだと。

 

ずっと言われていることですが、日本の外交は弱い。下手すぎる。

政治家がアメリカのご機嫌を伺いつつ、政権を維持し、次の選挙に勝つことしか考えていないから。

馬鹿の一つ覚えのように「戦争反対」としか叫ばない一般大衆から票をゲット出来ないから、国防のことにはできるだけ触れずに、問題は先延ばしにし、安全はアメリカが保証してくれると盲目的に(なるように自己洗脳して)信じている。

いざ、有事の際には右往左往してロクな決断ができない。

 

命賭けで最前線で中国と対峙している自衛隊員たち。

日々神経を擦り減らしながら刻々と変化する情勢を分析し、各国の有力者と交渉して危機をなんとか未然に防ごうと奮闘する防衛省の技官たち。

彼らの仕事ぶりは素晴らしい。

彼らの働きぶり、覚悟と同じだけの、いやそれ以上のものを持って日本の政治家たちは仕事をしてほしいものです。(無理かな)

 

中国やロシアは放っておくと他国の領土を侵略していく・・という動きがデフォルトになっている。「恥」だの「倫理観」だの「正当性」だのは持ち合わせていない。

奪い取って既成事実化してしまえばそれが正義であり、正当であるといずれ時間が証明してしまうことを分かっているから。

彼らの触手を止めるためには、日本はナメられてちゃいけない。

 

政治家たちは、誇りと責任をもって国を守ってほしい。

いや、マジで。

ホントに頼みます。

 

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【小説・SF】『モナドの領域』―神以上の存在との対話

『モナドの領域』筒井康隆 / 新潮社

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筒井康隆氏が天才だということについては論を俟たない。

 凡百の作家とは一線を画する発想、ストーリー展開、構成、手法、キャラクター。

ベテランの円熟味を出しつつ、奇抜なアイデア、楽しい文体が読者を本から離れられなくさせてくれます。

 

最初はよくあるバラバラ殺人事件のミステリーかと思いきや、とあるベーカリーでの日常を描いたストーリーに変わり、その後は分類不能なジャンルへと進みます。

『文学部唯野教授』を彷彿とさせる展開。そしてメタ小説へ。

自作の『時をかける少女』をネタにしたラストのネタには声を出して笑いました。

(声を出して笑ってしまう本は中々出会えないものです。個人的感覚としては150冊に1冊くらいの割合でしょうか。)

 

神(以上の存在)がある日突然、ある人間に憑依して日常生活を送る―というギャグのような設定です。実際、全編を通してどこまでが本気なのか疑わしい展開。パンを作ったり、ひとたび話し出せば、周囲の人達は驚愕と称賛を示し、心酔する者が増えていく。

このアイデアを思いついてもそれを小説として書ける作家はごくわずかでしょう。

著者の広大で深淵な教養・知性と長年培ってきた技術があってこそ、この設定は見事に活かされているのです。

 

神以上の知性を描き、読者に理解できるように説明するのはとてつもなく難しい。

それだけでも天才なのですが、小説としてめちゃくちゃ面白い。

しかも著者は5~7割くらいの力でこれを書いているような印象を受けました。

文章に肩の力が入っていないのはもちろん、余裕すら感じられます。

恐ろしい・・・。

 

文庫化を待っていたのですが、待ち切れずにとうとうハードカバーで読みました。

読んでよかったです。

 

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【マンガ】『バーナード嬢曰く。』(4巻)ーグータラ読書のススメ

『バーナード嬢曰く。』施川ユウキ / 一迅社

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 読んだ本、読んでいる本のことを仲間4人で図書室で語り合うだけのギャグマンガ。

「読書家あるある」が詰め込まれていて楽しい。

まだ読んだことがない本も、読もうと思っていたけど忘れていた本も、このマンガ内で紹介されれば読んでみたくなります。

 

この作者さんの絵はあまり上手くないのも面白い。

『ライアーゲーム』の作者・甲斐谷忍氏がどこかの雑誌でおっしゃってましたが、「マンガはストーリーが7割、絵が3割」なんだそうです。

割合についてはちょっと記憶に自信がないのですが、とにかくストーリー、内容が圧倒的に大事で、絵は僕が想像していたよりもかなり割合が低かったのは確かです。

 

マンガを買うかどうかを(表紙の)絵で判断する人は多いと思いますが、売れるマンガ、売れ続けるマンガは絵がいくら上手くても内容がイマイチならダメだということです。

このマンガはまさにそれを体現しています。

絵は微妙ですが、内容は面白い。

そもそもギャグマンガで4巻まで出すのは相当難しい。

 

こんな仲間たちが、中学高校時代にいたらよかったなと思います。

まあ中学高校時代はマンガばかり読んでいて、絵のない本は読んでいませんでしたけど・・・。

 

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