新書
『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』塙宣之 / 集英社 ⇧2019年8月9日発売。 ⇩⇩⇩この記事のYou Tube動画版です⇩⇩ 『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』塙宣之 / M-1審査員の視点【本のおすすめ紹介】 <M-1の背景> 毎年12月に行われる漫才日本…
『小説の読み方 感想が語れる着眼点』平野啓一郎 / PHP ⇧2009年発売。 現在絶版のため中古でしか入手できません。 電子書籍版はありません。 10年前の本ですが、小説の読み方は時代によってそこまで変わらないだろうと思います。つまりこの本は今から10年後…
『グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術』倉持由香 / 星海社 ⇧2019年4月27日発売。 <アイドルによるビジネス書> この本は「尻職人」のキャッチコピーで知られる現役グラビアアイドル・倉持由香さんによるセルフプロデュース術について…
『理系と文系はなぜ分かれたのか』隠岐さや香 / 星海社 ⇧2018年8月発売。 新書にしてはややブ厚めの256ページ。 <学問分野の二分法の流れ> 「日本は文系・理系といった分類の仕方があるけれど海外にそういう区分はない」 と言われたりします。 例えば、フ…
『武器輸出と日本企業』望月衣塑子 / 角川書店 <改定された武器輸出規則> 「武器輸出三原則」というものをご存知でしょうか? 僕はこの本を読むまで、名前すら知りませんでした。 ニュースを見ないので知らなかったのですが、この「武器輸出三原則」が2014…
『刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる 警察入門』実業之日本社 ←2014年出版。 警察官が出てこないミステリーはほとんどありません。 しかし、我々一般人は、警察官についてあまり知りません。 ドラマや小説に登場する警察官の設定が、全部現実と同じだと思…
『荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟』荒木飛呂彦 / 集英社 ↑ネットで買っても、この岸辺露伴の帯が付いてくるかは定かじゃあないぜ。 『本の中身は隅々まで読む』 、『オリジナルの帯もゲットする』 『両方』やらなくちゃあならないってのが『ファン』のつらい…
『友だち幻想』菅野仁 / 筑摩書房 筑摩書房から出版される新書には2種類あります。 「ちくま新書」と「ちくまプリマ―新書」です。 前者は大人向け。後者は「新書なんて読んだことないよ」という学生向けです。 この『友だち幻想』はプリマ―新書です。 それゆ…
『間違う力』高野秀行 / KADOKAWA 僕が買ったものには、著者がクモ(の素揚げ?)を食べている帯が付いていました。 アジアのどこかの村に宿泊したときに、提供された料理です。 帯を取るとシンプルな表紙ですが、新書はどの出版社でも全部そういう表紙です…
『恐怖の構造』平山夢明 / 幻冬舎 ↑2018年7月出版 平山夢明氏は有名なホラー小説作家です。 『独白するユニバーサル横メルカトル』や『ダイナー』が有名ですが、前者はほとんどミステリーですし、後者はホラーというよりコメディ色が強いです。 この本を読ん…
『エスペラント』田中克彦 / 岩波書店 外国語をいくつも勉強しないと世界中で意思疎通ができないなんて、死ぬほど非効率だし面倒くさい。母国語は大事にしたい気持ちはあるけど、世界共通語ってのがあれば便利だよなぁ・・・と思ったことありませんか? はい…
『ジャイロモノレール』森博嗣 / 幻冬舎 モノレールには2種類あります。 懸垂式と跨座(こざ)式です。クイズ番組で覚えました。 前者はロープウェイのようにぶら下がる系。 後者は字のとおり跨る(またがる)系です。 そのどちらでもない方式がジャイロモノ…
『日中食品汚染』高橋五郎 / 文藝春秋 食料の6割を輸入に頼る日本。 そのうち14%が中国産らしいです。 (個人的にはもっと輸入してそうなイメージでした。) ニュースで流れる情報から、中国産の食品には何が混入しているか分からないから怖いと思い、同じ値…
『語学で身を立てる』猪浦道夫 / 集英社 15年前に出版された本なので、業界事情は現在とは変わってしまっているかもしれませんが、本質的なことは変わってないと思います。 語学を勉強しようとする人が、 ・どういう目的・目標があって勉強しようとしている…
『たくらむ技術』加治倫三 / 新潮社 人気番組「アメトーーク」「ロンドンハーツ」のプロデューサーである著者の仕事観を教えてもらえます。 ADの頃から当事者意識・視点を持っておられたことが分かります。 「自分たちADが番組を支えているんだ」と思って行…
『政治的思考』杉田敦 / 岩波書店 政治について考えるいあたって踏まえておくべき前提を整理して、平易な文章で説明してあります。 めちゃくちゃ分かりやすい。 過去の思想家・理論家の名前やカタカナ用語、専門用語を一切使わないよう努めてくれているので…
『ゼロリスク社会の罠』佐藤健太郎 / 光文社 人はリスクを読み誤る生き物なんだそうです。 リスクを見ないようにしたり、あるいは過大に見積もろうとしたりする心理的バイアスがかかりやすいと著者は説きます。 ハーバード大学のリスク解析センター(何それ…
『思考の補助線』茂木健一郎 / 筑摩書房 何かと批判にさらされる茂木健一郎氏ですが、この本の内容は面白いです。 とにかく青臭い(いい意味で)。 自分がこれまで学んできた知識と身に付けてきた知性を以って、自分という存在をこれから世に問うてやるぜ!…