【マンガ】『クマ撃ちの女』―北海道の山でヒグマ猟にこだわる女
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『クマ撃ちの女』安島薮太 / 新潮社
⇧1巻は、2019/7/9 発売。
最新刊の2巻は、2020/1/9 に出ました。
<狩猟漫画>
この漫画は「狩猟漫画」です。
狩猟漫画の数は、最近増えてきました。
例えば、『山賊ダイアリー』『罠ガール』『東京カリニク鉄砲隊』などがあります。
狩猟がメインではないですが、作中にそういったサバイバル要素を含めた『ゴールデンカムイ』のような漫画もあります。
◆『山賊ダイアリー』
岡本健太郎 / 講談社 / 全7巻(続編は『山賊ダイアリーSS』)
◆『罠ガール』
緑山 のぶひろ / KADOKAWA(電撃コミックスNEXT) / 1~4巻(続刊)
◆『東京カリニク鉄砲隊』
これかわ かずとも / KADOKAWA(角川コミックエース) / 全1巻
◆『ゴールデンカムイ』
野田 サトル / 集英社 / 1~20巻(続刊)
これから紹介する『クマ撃ちの女』は、ヒグマを専門に狙う狩猟漫画です。
ヒグマを狙うためのサバイバル知識が豊富に描かれています。
サバイバル漫画好きの方におすすめです。
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<あらすじ>
主人公は北海道の山で狩猟をしている31歳の女性・チアキ。
彼女が狙っているのはエゾヒグマです。
ヒグマを狙う理由は1巻では明かされません。
周囲の人間は、チアキの親しい人(肉親?)がヒグマに殺されたからだと思っているようですが、真相はまだ不明です。
チアキは去年、弱ったヒグマを一頭仕留めた実績がありましたが、今年はまだ一頭も撃っていませんでした。
猟期の間(二ヶ月)しか山に入れないため、チアキは毎日ヒグマを探して山に入っています。(※それ以外の期間はバイトで暮らしています)
サバイバル生活が好きなので、山中でキャンプすることもあります。
そんな彼女の顔に、誰かの仇討ちという悲壮感はありません。
実はヒグマは人に対して好戦的な動物ではなく、人の気配を感じると出会いを避ける傾向にあるので、探して見つけ出すのは難しいそうです。
しかし急にヒグマの前に姿を現せば、ヒグマは驚きと興奮で人間を襲います。
その日、チアキはヒグマの足跡を追跡してヒグマを発見しましたが、怖くて発砲出来ませんでした。
もし一撃で仕留め損ねたら、反撃にあって殺されるからです。
出版社で編集をしていた伊藤一輝は、退職してライターになりました。
彼は何か面白い題材はないかと探しており、チアキの事を知って同行取材を申し込みました。
女性が独りでクマ撃ちをしているのは珍しいからです。
シカなどの狙いやすい動物ではなく、なぜヒグマを狙っているのかにも彼は興味を持ちました。
伊藤は狩猟のことを全く知らないだけではなく、シカの解体ですら吐き気をもよおす有様です。
しかし彼が我慢して解体を手伝い終わると、チアキは同行取材を許可しました。
条件は山ではチアキの言うことを絶対に聞くことと、獲物を運ぶのを手伝うことです。
さっそく翌日から、二人はヒグマの捜索に出かけました。
果たしてチアキは、素人を連れながら、ヒグマを撃ち倒すことが出来るのでしょうか。
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<まとめ>
ヒグマを専門に狙う、女ハンター(チアキ)の話です。
なぜそこまでヒグマにこだわるのかは、1巻では明かされません。
彼女に密着取材するライターの伊藤の視点から、物語は描かれます。
ヒグマの追跡だけではなく、ヒグマの生態、銃の調整と本番での扱い方、シカの解体と料理など、様々なサバイバル知識が載っています。
著者の狩猟が好きだという気持ちが伝わってくる漫画です。
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