【ビジネス】『会議でスマートに見せる100の方法』―史上最高に笑えて役に立つ仕事本
【広告】
紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『会議でスマートに見せる100の方法』サラ・クーパー / 訳:ビジネスあるある研究会 / 早川書房
⇧2016/12/8発売
<会議で一番重要なこと>
仕事場の会議の場において、最も重要なことは何でしょうか。
それは適切な意見を言うことでもなく、
斬新な視点を提示することでもなく、
全員の意見を幅広く聞き入れることでもなく、
スマートな自分を見せることだと著者は説きます。
会議の大部分が無駄と無意味であふれていることは、世界共通の悩みです。
誰もが、できれば参加したくないと考えているはずです。
とはいえ欠席するうまい言い訳がないので、仕方なく参加します。
つまり、皆うわの空なのです。
この本では、そんな会議でデキる自分をアピールする方法が提唱されています。
注意点として、この本を読んで実践しても、スマートに「見える」だけで、知性やスキルが向上するわけではありません。
「なんかそれっぽいこと」を言えるようになるかもしれませんが、よく考えれば中身がないセリフだとすぐにバレてしまいます。
要は著者は、会議で口にされることを徹底的に茶化して、笑えるフレーズ集として本にまとめたわけです。
これからこの本に収録されている、役に立ちそうで役に立たない、会議で自分をスマートに見せる方法をいくつか紹介します。
【広告】
<スマートに見せる方法>
(※全てふざけています)
◆パーセンテージを分数に言い換える
誰かが「約25%のユーザーがこのボタンをクリックしています」と言ったら、
割り込んで「つまり4分の1だね」と言ってメモをとりましょう。
全員がうなずくはずです。
(何も言っていないに等しいのに)
◆「いったん冷静になろう」と提案する
ほとんどの会議で議論が白熱する瞬間があります。
それを狙って「皆、いったん冷静にならない?」と言いましょう。
全員があなたの冷静さに驚くはずです。
その後に「私たちが本当に解決したい問題は何?」とキメ台詞を言えば、その後1時間は何もしなくても賢く見えます。
◆「スケールする?」と聞く
何について議論しているかに関係なく、それがスケールするか質問してみましょう。
この質問の本当の意味が誰にも分からなくても、相手を牽制することができます。
◆プレゼンで一つ前のスライドに戻すよう頼む
プレゼン中に「ごめん、一つ前のスライドに戻って」とお願いしてみましょう。
プレゼンターには嫌がられますが、周りの皆からはあなたが誰よりも熱心に聴いていたように見えます。
何も指摘することがなかったら、数秒間スライドを見つめて、「よし、次に進んで」と言えばOKです。
◆反論しようのない当たり前のことを言う
相手が「まあ、そうだね」としか言えないことを、もっともらしく言ってみましょう。
・現実にしっかりと向き合わなければ
・この件については、うまく対処しなければ
・正しい選択肢を選ぶべきだ
◆リソースが限られていることを主張する
「私たちには限られたリソースしかないことを思い出してほしい」と言ってみましょう。
そんなことは皆知っているのですが、そのセリフを言っている人はスマートに見られます。
◆「それは正しい質問かな?」と逆質問する
今問われているのが「正しい質問かどうか」を質問すると、非常にスマートに見えます。
もしも誰かから「正しい疑問とは何か」と言われたら、「今のあなたの疑問がそうだ」と答えましょう。
◆フレームワークが正しいか問う
フレームワークやプラットフォームについて問題提起すると、誰よりも大局的に物事を考えているとアピールできます。
皆が何について話しているのか分からなくても、これでごまかすことができます。
【広告】
<まとめ>
会議の場で自分をスマートに見せるために、どんなセリフと態度で臨めばいいのか。
100個のシチュエーションについて、 分かっているフリだけして、デキる人の雰囲気をかもし出す方法が提唱されています。
会議を皮肉ったジョーク本なので、仕事のスキルは一切向上しません。
ひらすら笑えるビジネス書です。
⇦クリックするとAmazonに飛べます
⇩⇩⇩⇩⇩
⇧⇧⇧⇧⇧
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△