【マンガ】『Shrink~精神科医ヨワイ』―もっと気軽に精神科へ行ってみよう
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『Shrink~精神科医ヨワイ』月子・七海仁 / 集英社
⇧1巻は、2020/1/17発売
2巻は2020/2/19発売予定です。
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【マンガ】『Shrink~精神科医ヨワイ』/ もっと気軽に精神科へ行こう【本のおすすめ紹介】
<隠れ精神病大国・日本>
厚生労働省によると、日本の精神病患者の数は392万人だそうです。
つまり30人に1人の割合です。
一方、アメリカでは3人に1人が精神疾患を持っていると言われています。
つまり日本の10倍です。
この数値だけ見れば日本はまだマシだと思いそうになりますが、日本の自殺率は世界第6位――先進国では最悪レベルです。
精神疾患が多いけれど自殺は少ない国と、精神疾患は少ないけれど自殺は多い国。
あなたが住むとしたら、どちらがいいですか?
アメリカは精神科が人々にとって身近な存在です。
「失恋した」「ペットが死んだ」「テストの点が悪かった」など、ちょっと落ち込むことがあったら、予約を入れて精神科医に会おうとするそうです。
一方、日本人にとって精神科は「特別な所」というイメージがあります。
「自分とは関係ない」「そんな所に行くのは恥ずかしい」「気を強く持っていないから精神を病む」といった気持ちが精神科を遠ざけ、限界まで苦しみます。
そうやって我慢し続けた先に、自殺してしまうわけです。
つまり日本は、隠れ精神病大国なのです。
この漫画を読めば、精神病の誤解と偏見が解消され、精神科をもっと身近に感じられるはずです。
(※ちなみに精神科と心療内科は別物です)
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<あらすじ>
主人公は精神科医・弱井幸之助。
彼は大学病院で一番優秀だったにもかかわらず、退職して新宿で小さなクリニックの開業医になりました。
そうなった理由は1巻では明かされません。
今は、看護師の雨宮有里と二人でクリニックを運営しています。
ある日、弱井は最近ハマっているバゲットを買って、駅のホームで食べていました。
やがて彼の目の前に電車が停車しました。
その中から呼吸困難に陥った北野薫子(32)が降りてきました。
彼女が「心臓が止まりそう」と訴えたため、周囲の人達は心臓発作だと思って救急隊を呼んだり、AEDを探したり慌てていました。
弱井は北野に歩み寄り、手を握って一緒に呼吸してみるよう促しました。
北野は「そんなこと出来るわけない」と思いましたが、不思議と呼吸が落ち着いてきました。
その結果、北野は救急車で運ばれずに済みました。
弱井は自分が精神科医であると名乗り、名刺を渡して去っていきました。
北野はその後に病院に行って検査をしてもらいますが、異常は認められませんでした。
そして精神科にかかってみることを勧められました。
彼女はその後も頻繁に呼吸困難になったので、仕方なく心療内科に行ってみます。
ところが処方された薬が強すぎて、日常生活がままならなくなってしまいました。
一体どうしたらいいのか分からず、彼女は悩みます。
北野は偶然、駅のホームで弱井を見かけたので、彼を捕まえて自分を治してくれるよう頼みました。
弱井は北野をクリニックに連れて行き、詳しい話を聞きました。
その結果、北野は「パニック障害」だと診断されました。
彼女は「鉄のメンタル」と呼ばれるくらい強い女なのに、なぜ自分がパニック障害になったのか疑問に思いました。
弱井は北野にこう言いました。
「パニック障害は心が弱いからなる病気ではありませんよ」
その後、弱井はパニック障害になるメカニズムと対処法、治療法を詳しく教えてくれました。
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<まとめ>
本格・精神科医療漫画です。
毎回、精神科医の弱井もとに患者がやって来て、症状の原因や治療の経緯が描かれます。
1巻ではパニック障害、うつ病、発達障害が取り上げられています。
現代社会で生きていく上で、かなり参考になることばかりです。
誰もがガンになる可能性があるので、食事に気をつけたり、情報を得ようと勉強する人は多いです。
一方、誰でも精神病になる可能性はあるのに、ほとんどの人は予防対策を取ったり、情報を得ようとしません。
症状が悪化して当然の流れですね。
この漫画が広まって、世間の偏見や誤解が少しでも無くなることを祈るばかりです。
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【マンガ】『Shrink~精神科医ヨワイ』/ もっと気軽に精神科へ行こう【本のおすすめ紹介】