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【マンガ】『望郷太郎』―500年後の氷河期のイラクから日本を目指せ!

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『望郷太郎』山田芳裕 / 講談社

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⇧2019/12/23発売
サバイバル漫画です。

 

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【マンガ】『望郷太郎』500年後の氷河期のイラクから日本を目指せ!

 

 

<サバイバルSF>

現代社会の常識が通用しない「原始の世界」にワープするSFは、漫画でも小説でも映画でも数多くあります。

その世界で、現代の知識を使ってサバイバルをするのです。

舞台となるのは、作者が作った架空の世界のこともありますし、

科学が発達するはるか昔、あるいは災害によって文明が滅んだ未来の場合もあります。

 

「原始の世界」へワープして、そこでサバイバルをする漫画の代表例を紹介します。

 

◆『Dr.STONE』

Boichi・稲垣理一郎 / 集英社 / 1~14巻(続刊)

 ⇧地球全土の人類石化現象から数千年後、覚醒した主人公はゼロから文明を作り直そうとします。

 

 

◆『7SEEDs』

田村由美 / 小学館 / 全35巻+外伝1冊

 ⇧近い将来に大災害が起こると予想され、健康な若者たちが冷凍保存されます。

目覚めた彼らは、人類が死滅した原始の世界でサバイバルをします。

 

 

◆『創世のタイガ』

森恒二 / 講談社 / 1~6巻(続刊)

⇧オーストラリアの洞窟に行ったら、ネアンデルタール人が生きている太古の世界にタイムスリップします。 

 

 

◆『アラタプライマル』

村瀬克俊・及川大輔 / 集英社 / 全4巻 

 ⇧世界同時多発停電の後、街の一部が原始の世界にタイムスリップします。

 

いずれの作品も、現代で身につけた科学知識を武器にして、未知の世界で生き残れるよう頑張る話です。

主人公が若者なので、原始の世界にもすぐ適応するという点も共通しています。 

 

一方、これから紹介する『望郷太郎』の主人公は38歳です。

体力も科学知識も特に持っているわけではありません。

果たしてそれで生き残れるのでしょうか。

 

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<あらすじ>

大寒波が北半球を襲い、凍死者の数は1億人を超えました。

イラク共和国バスラ市では大雪が降り、街中が凍り付く寸前でした。

舞鶴通商のイラク支社長である舞鶴太郎は、家族を連れて冷凍睡眠することにしました。

冬眠装置は会社の地下5階のシェルターの中にあります。

 

冬眠装置から目を覚ました太郎は、異変に気付きました。

管理室とは電話が通じず、エアコンなども作動していなかったからです。

日付のメーターを確認したところ、装置に入って500年後西暦2525年を示していました。

そんなに時間が経過していたことが信じられない彼は、装置が故障してしまったのだと思いました。

 

そして側の冬眠装置で眠っているはずの妻や息子の様子を確認してみたところ、どちらもミイラ状態ですでに亡くなっていました。

装置のメーターによれば、200年以上前に停止しているようです。

ここで彼は、本当に500年が経過しているのだと悟りました。

太郎は絶望して、一旦は自殺しようとしました。

しかし、日本にいる長女の恵美と父親のことが気になり、どうせ死ぬにしてもせめて家族全員の死を確認してからにしようと決めました。

 

会社の外には、雪の積もった荒廃した都市が広がっていました。

まだ氷河期が続いていたのです。

日本に帰るには海を渡るのが一番ですが、太郎は船を動かせません。

頼れる人は誰もいませんし、全ての船は破損していて使えなさそうです。

生存者を探そうにも、南のサウジアラビアは期待薄です。

 

太郎は、カスピ海北部から中国東端まで続いているシベリア鉄道に注目しました。

鉄道をたどれば、高い山を越えずに最短ルートで東に行けるからです。

もしかしたら人がいて、鉄道を営んでいる可能性もあります。

だから、まずはイラク北部のカスピ海を目指すことにしました。

 

太郎は荷物を最小限にして、スーツケースに保存食をつめ込んで、バスラ市を出発しました。

歩きやすいハイウェイを選んだのですが、すぐに足はマメと靴擦れだらけになりました。

しかも、2週間経ってもカスピ海に到着できません。

保存食は尽きかけていました。

 

果たして、太郎はどうやって新しく食糧を確保するのでしょうか。

人類は、太郎以外に全滅したのでしょうか。

生き残っているとしたら、どういう人達なのでしょうか。

そして彼は、日本にたどり着けるのでしょうか。

 

 「雪原 画像 氷河期」の画像検索結果

 

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<まとめ>

イラクでグループ会社の支社長をしていた男が冷凍睡眠に入り、500年後の氷河期の世界で独り目覚めます。

すでに科学文明は滅びていました。

彼は家族の死を確認するため、イラクから日本へ歩いていこうとします。

彼は体力も科学知識も、特別豊富に持っているわけではありません。

しかし決断力だけはあります。

 

現代の常識や価値観が一切通用しない原始の世界で、一人の人間が生きていけるものなのでしょうか。

人間は一人では無力であり、チームを組んだ方が、飛躍的に狩りの精度や生活力が向上するのだと思い知らされる漫画です。

 

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