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【マンガ】『波よ聞いてくれ』―ラジオDJの才能を開花させた女【2020年4月~アニメ化】

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『波よ聞いてくれ』沙村広明 / 講談社

 [沙村広明]の波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンコミックス)

 ⇧1巻は2015年5月発売。

 最新刊の7巻は、2019年12月23日に出ました。

 スープカレー屋の店員が、ラジオDJになる話です。

 

2020年4月からアニメ放送が開始されます。

制作はサンライズ。監督は南川達馬さん。

主人公の鼓田ミナレ役は、杉山里穂さんが担当されます。

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⇩⇩⇩この記事のYou Tube動画版です⇩⇩


【マンガ】『波よ聞いてくれ』―スープカレー屋からラジオDJへ転身!【2020年4月~アニメ化】

 

 

<ラジオの存在意義>

テレビやネットが普及しても、ラジオというメディアはなくなりませんでした。

それはラジオに存在価値があるからです。

例えば、停電してテレビが観れなくても、ラジオは聴けます。

災害時にネットがつながらなくても、ラジオで情報収集ができます。

ライフラインとしてのラジオの存在価値は、今後もなくならないでしょう。

 

では、娯楽としてのラジオの存在価値はどうでしょうか。

今やYou Tubeやニコニコ動画などの動画共有サービスが一般的になり、ラジオの方が好きという人は少数派です。

音声だけよりも、映像もあった方が分かりやすいので当然でしょう。

とはいえ、何かの作業をしながら聴く分には、映像がある必要はありません。

気軽に聴ける、プラス、ある程度の品質は保証されているという点で、娯楽のためのラジオにも一定の需要があります。

(※You Tubeは個々の動画の品質は保証されていません。)

 

では、出演者側(発信者側)にラジオを使うメリットはあるのでしょうか。

You Tubeを使えば、とくに高価な機材や設備を使わなくても、「個人が」「無料で」「全世界に向けて」発信できます。

一方ラジオ局は、個人が無料で運営できるものではないですし、電波の届く範囲も限界があります。

 

テレビよりもラジオの方が規制は厳しくないですが、You Tubeの方がもっと自由です。

また、ラジオはスポンサーがつきにくいので、お金を稼ぐのには向いていません。

 今の時代、ラジオDJとして食べていくのは、その人に才能があったとしても非常に難しいのです。

 

この作品は、そんなラジオDJが主人公の漫画です。

 

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<あらすじ>

舞台は北海道・札幌。

主人公・鼓田ミナレ(25歳)は、スープカレー屋「ボイジャー」のアルバイト店員として生計を立てていました。

彼女はよく遅刻をしますが、よく気が利いて口も回り、仕事も出来ることから、なんとかクビにならずに済んでいる状態です。

 

 ミナレはある日、居酒屋で麻藤(まとう)という中年の男と出会いました。

麻藤の正体も分からぬまま、ミナレは酒の勢いを借りて、最近あった失恋話を打ち明け続けます。

翌朝、気が付くと彼女は自宅のベッドで寝ていました。

居酒屋でのその後の記憶は思い出せませんでしたが、気にせず仕事に向かいました。

 

ボイジャーの店内では、BGMとしてFMラジオを流しています。

その日の放送では、なんと昨日のミナレの失恋話が流れてきました。

実は麻藤は地元FM局のディレクターであり、彼がミナレの話を録音していて、その日の放送にその音声を使ったわけです。

ミナレにはラジオ放送を中止させるため、アルバイトの仕事を投げ出して放送局に乗り込みました。

 

スタジオの放送ブース内に入ったミナレは、無理やり放送を止めようとします。

そこで麻藤に「止める代わりにアンタが話して間を持たせろ」と要求されました。

ラジオに無音の時間は許されないからです。

放送開始の合図を受け、ミナレは初めての経験ながら、持ち前のアドリブ力で見事な弁解トークを披露しました。

そして後日、その放送はリスナーから好意的な評価をされました。

 

やがてミナレは、麻藤から「自分の番組を持たないか?」と正式なオファーをもらいました。

彼女は同僚に反対されながらも、バイトをクビにされたことをきっかけに、ラジオDJの仕事をやってみることにしました。

彼女に与えられたのは、スポンサーがついていない深夜の放送枠です。

 

果たしてミナレは、ラジオDJとしてやっていけるのでしょうか。

 

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<まとめ>

 気が利いて口が上手いスープカレー屋の女性店員が、ラジオDJになる話です。

主人公・ミナレの淀みないトークが醍醐味です。

ラジオ業界のことが分かるストーリーにはなっていますが、けっこうふざけているので、ギャグ漫画に近いです。

 

 著者は『無限の住人』を完結させた後に、この漫画の連載を始めました。

 だから絵の上手さは申し分ないですし、戦闘シーンがなくても、著者のカメラワークの面白さは変わりません。

 

セリフが多い漫画が好きな方におすすめです。

 

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