【マンガ】『憂国のモリアーティ』(2巻)―シャーロック・ホームズ登場
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『憂国のモリアーティ』 竹内良輔・三好輝 / 集英社
主人公・モリアーティ教授と宿敵・ホームズとの邂逅。
お互いの職業当てのシーンが面白い。(基本ですね。)
見ただけで他人の職業を当てるのはホームズの得意技?なので、誰もが読んでいてニヤリとさせられたのではないでしょうか。
4巻の巻末で著者の竹内氏が、
「自分はファーストガンダム原理主義だったが、ホームズファンのツッコミが怖いという状況を踏まえて反省し、色々なガンダムがあってもいいじゃない、という感じになってきた。」
ということを書いておられました。
確かに、このマンガで描かれているホームズは、知的ではあるが上品ではない。
不潔という程ではないが、優雅ではない。口調も乱暴で、ずる賢い。
かなりの俺様キャラ。
原作ホームズを知らない若い読者からは、こちらのホームズの方が面白いし、好かれやすそう。著者のキャラクター造形戦略は正しい。原作を読んだことがない人の方が、日本の若者(想定読者)には圧倒的に多いだろうからだ。
原理主義というのは、「寛容ではない」ということとほぼ同義ですが、
こういう人間は世の中のことを素直に楽しめない。
ある意味で可哀そうな人種のことです。
色んなホームズ像があっていいと思うんです。
そういう優しさが、世界には必要だと思います。
ちなみに僕はマンガ原作原理主義です。
ジョジョ、るろ剣、ドラゴンボールなどの実写化は、別物だと思っています。
当然、観ていません。
・・というか認めません!
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