【マンガ】『それでも町は廻っている』(全16巻)ー世界最強の日常系SFミステリーギャグコメディ
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『それでも町は廻っている』石黒正数 / 少年画報社
「好きすぎ」を通り越して「愛しすぎ」も越えてもはや表現できない。
作品自体も作者も神である。
いや、界王神レベルである。(魔人ブゥを封じ込めた頃の。)
このマンガを「面白くない」だとか「よく分からない」だとかいう人とは、僕は一生分かり合えないだろう。
あらゆるジャンルが詰め込まれた日常系マンガ。
世界最強というのは、事実そうだからです。(偏見)
僕はこれまで、コミックは1万冊くらい、マンガ雑誌はその5倍以上は読んできましたが、この作品以上の日常系マンガがおよそ存在しなかったのです。
シンプルなのに可愛い絵。→最強。
登場するキャラクターが全員面白い。全員好き。
人間関係も完璧な配置。こんな町に住んでみたいものです。
そして伏線の張り巡らせ具合ときたらもう凄まじい。
石黒氏がミステリー好きなのだと思うのですが、そのせいでしょうか。
「探偵脳」というキーワードはこのマンガで覚えました。
僕も「トリック」や「密室」という言葉を聞くだけでニヤリとしますしワクワクしてきます。まだ中級レベルですね。歩鳥のようにはまだなれていません。
静ねーちゃんのような師匠的存在がいてほしかった。
SF系要素もホラー的要素も散りばめられており、
人情話、恋愛系がミステリーと絡み合う。
こんな不思議な読み味のマンガは他にないでしょう。
大体1話完結で、どこから、何巻から読んでも面白い。
(そもそも巻数や各話数が時系列順に並んでいない)
2017年2月に最終巻が発売されて完結しました。
打ち切りでもなんでもなく最高のラストでした。
もう続きが読めないのが死ぬほど悲しく切ない。
自分はこれから何を支えに生きていけばいいのか?
・・・と思いながらもうあれから1年3ヶ月が経ちました。
石黒先生が月刊アフタヌーンで新連載を立ち上げておられるようなので
その新刊を心待ちにして今日もまた眠りにつきます。
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