【マンガ】『ナナマルサンバツ』 (1-7巻)ークイズって何だ?
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『ナナマルサンバツ』杉基イクラ / 角川書店KADOKAWA
知識はあるけどクイズ未経験の主人公・越山くんが、クイズオタクのヒロイン・深見さんに競技クイズの世界に引き込まれます。
主人公目線(素人目線)で、競技クイズの仕組みを楽しく知ることができるマンガです。
(あと女性キャラクターが可愛い。それを眺めているだけでも楽しい。)
競技クイズというのは、知識だけで勝てるのではなく、
問題形式を素早く把握していかに最善の戦略で挑めるかが重要なのだと分かります。
当たり前ですが、クイズには色んな形式があり、早押しクイズはその1つにすぎません。
クイズ番組が好きでけっこう観る(最近だと「東大王」)のですが、
TVで観ているだけだと、同じ構造の問題形式ばかりに触れているので、「クイズとはこういうものだ」というイメージが自分の中でかなり固定されてしまっていることに気づかされます。
ググればすぐに何でも知ることができる現代社会において、
クイズチャンピオンのように知識が多いというだけでは価値や意味がないように普通は思えてしまいます。
それでもなぜ多くの人々がクイズに熱狂して競い合うのか。
博識であることがカッコイイとか尊敬されるからではない。
知的好奇心だけで雑学を収集しているわけでもない。
競技クイズというのは学校のテストではないのはもちろん、勉強でもない。
ゲームやスポーツと同じなのだ。
対戦相手に勝ちたい。次は負けたくない。
だからもっと上手くなりたい。もっと強くなりたいと思う。
そして競技クイズというものに夢中になる。
クイズは一人じゃできないのだ。
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