【マンガ】『時間停止勇者』1巻―異世界でも最強なのは時間停止能力!
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『時間停止勇者』光永康則 / 講談社
⇧1巻は2020/1/9 発売
<最強の特殊能力とは>
この漫画のジャンルは「異世界転生もの」です。
異世界転生ものの主人公には、大きく2種類あります。
・圧倒的な才能や強さを最初から付与されているけれど、その発動条件が厳しく設定されているパターン
・才能や強さは平均以下だが、1つだけ特殊な能力(知力、情報も含む)があり、それを使って強敵とも渡り合うパターン
この漫画は後者にあたります。
この漫画の主人公の能力は「時間停止」です。
これは最強と言っていい能力です。
相手の攻撃を受けることなく、こちらが好きなだけ攻撃できるからです。
逆にもし敵に時間を止められる者がいた場合、主人公側はほぼ負けが決まります。
『ジョジョの奇妙な冒険』第三部のように、同じ能力者が現れない限り、時間停止能力者は無敵なのです。
無敵であるがゆえに、時間停止能力には大抵制限やペナルティが設定されています。
数秒間しか時間を止められないとか、能力使用後には疲労で動けなくなるとか、寿命が縮むとか、肉体の一部が破損するとかです。
つまりやたらと連発できないような設定です。
しかしこの漫画では、そういった制限はありません。
主人公には最強の能力が与えられたのです。
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<あらすじ>
主人公・葛野セカイは、ふざけてネットに上げた写真がSNSで炎上し、もう現実にはいたくないと強く思いました。
すると彼は、見知らぬ草原に飛ばされました。
しばらく歩くと街がありました。
そこには中世ファンタジーゲーム風の人達がいました。
葛野の手には、なぜかゲームのコントローラーがありました。
そこで彼は、自分がゲームの世界に転移させられたことを確信しました。
コントローラーには何か意味があるはずだと、色々ボタンを押してみました。
しばらく何も起こりませんでしたが、中央のスタートボタンを押した瞬間、周囲が動かなくなりました。
どうやらポーズがかかった(時間が停止した)ようです。
「時間停止」という無敵の能力を手に入れた葛野は、浮かれて舞い上がりました。
それからなんか悪そうなオジサンからお金を盗み、ごちそうを食べて、一番いい宿に泊まりました。
翌朝、彼は異変に気付きました。
視界の端に1秒ごとのカウントダウンが表示されているのです。
それは何かの制限時間を表していることは、容易に想像できました。
表示はあと50時間、つまり約3日です。
自分のいる世界がゲームだとしたら、制限時間が「0」になるまでに何かをクリアしろということです。
しかし葛野には、タイマーが「0」になった時に何が起きるのか分かりません。
マリオなら1機失うだけですが、彼に残機があるのかは不明です。
つまり死ななきゃ分からないわけですが、死んで確かめることなど出来ません。
彼は急いでボス的な何かを倒すイベントを探し回ります。
街には、死刑囚と狂暴なモンスターを戦わせるというイベントがありました。
葛野はそれがステージボスだと推測しました。
つまり、そいつを倒せばステージクリアになるはずだと考えました。
彼は犯罪を犯したと嘘をついて自首し、わざと死刑囚になりました。
そして死刑執行の時がやって来て、彼は闘技場に連行されました。
狂暴なモンスターとは、巨大な蟲でした。
葛野はとりあえず時間を止めて剣で斬りかかりますが、蟲の体表が硬くて剣が折れてしまいました。
彼には他に武器もないですし、体力は並以下で、魔法力はゼロです。
果たして葛野は、どうやって強大なモンスターを倒すのでしょうか。
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<まとめ>
異世界に転送され、時間停止能力を付与された主人公(葛野)が、制限時間までにステージクリアを目指します。
ステージ(クエスト)の内容は不明です。
だからそれっぽいイベントを探して、ボスっぽい敵を倒していきます。
けれどカウントダウンは止まりません。
葛野は最強クラスの能力を持ってはいますが、不死身でもなく、防御力はゼロに近いので、一度でも攻撃をまともに受けたらアウトです。
そんなギリギリの状況で、彼はふざけながら異世界に適応していきます。
タイマー「0」を回避しようと奮闘する、主人公の先行きが楽しみです。
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