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【マンガ】『アンタゴニスト』1巻―より科学的な仮面ライダー

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『アンタゴニスト』黒田高祥・藤栄道彦 / 徳間書店

⇧1巻は2019年3月発売。

最新刊の3巻は、2019年10月19日に出ました。

 アクションホラー漫画です。

 

 

<仮面ライダーの基本的設定>

(初期の)仮面ライダーは改造人間という設定です。

 そして「戦隊もの」に登場する敵は架空のモンスターですが、(初期の)「仮面ライダー」に登場する敵も改造人間です。

「悪の怪人」とは、元は人間だということです

 彼らは悪の組織「ショッカー」によって、改造人間に変えられてしまいました。

つまり、同じように改造された人間同士で戦っているわけです。

 

 現在の仮面ライダーは放送倫理的な面から、「改造人間」という設定ではなくなりました。

リアルに描写しようとするとグロテスクになるからです。

子供向けの番組なのだから、当然の配慮かもしれません。

 

この漫画では初期の仮面ライダーのように、肉体を強化する手術を施された、悪の改造人間たちが登場します。

正確に言うなら、仮面ライダーの世界観をより科学的に描写してみようとしています。

仮面ライダーを登場させずに、「現実世界に改造人間たちが現れたらどうなるか」というシミュレーション漫画ともいえます。

 

ヒーローが登場しないのだから、パニックホラーになります。

 

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<あらすじ>

 2018年6月25日。

後に「ヘルトピア事件」と呼ばれることになるテロが発生しました。

詳細を以下に示します。

 

事件初日、ある路線バスの乗客たちが姿を消しました。

警察が現場検証したところ、バスの中からは数種類の神経ガスが検出されました。

その後、スマホの解析を元に、被害者の位置を割り出されます。

 警察の誤った見込み捜査と、携帯電話会社が位置情報を開示するのに難色を示したことで、犯人グループの施設に警察がたどり着くまで1週間かかりました。

その間に犯人たちは、拉致した者たちに改造手術を施し、多くの無惨な失敗例(死体)を生み出しました。

そして警察が突入したときには、すでに彼らは撤収した後でした。

 

被害者たちの視点から、この事件を見てみましょう。

拉致された人間の中には、主人公の高校生・神条恒彦(つねひこ)もいました。

彼は学校から帰宅するときにバスに乗り、その中で異形の怪物に出くわします。

怪物は車内にガスを充満させ、それを吸った神条は気を失ってしまいました。

 

目を覚ました神条は、手術台の上に裸で寝転がされていました。

しかし麻酔かガスの影響か、身体は動かせません。

彼の周りには手術着を着た、数人の執刀医たちがいました。

ぼんやりとした意識のまま、再び彼は気を失います。

 

本格的に目を覚ました神条は、手術台の上で起き上がりました。

周囲には誰もおらず、自分の身体には何の異常も見られません。

彼は自分が何らかの医療施設にいることが分かり、人を探して建物内をうろつきます。

すぐに彼は切り刻まれた人間たちの死体を発見します。

そして施設に残っていた怪物に襲われました。

 絶体絶命の瞬間に警察が施設に突入してきて怪物を射殺し、彼はヘルトピア事件の生き残りになりました。

 

神条は警察の事情聴取も受けつつ、病院で療養することになりました。

拉致されていた1週間分の新聞によると、各地で人々が怪物に襲われる事件が起きているようです。

 

その夜、大勢の怪物たちが神条を狙って病院に侵入してきました。

怪物たちは、警備に当たっていた警察や病院関係者たちを次々と殺害していきます。

 神条は逃げながらも、なんとか怪物を倒そうと策を練ります。

 

果たして生身の人間が、肉体を強化されまくった怪人たちに勝てるのでしょうか。

 

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<まとめ>

 悪の改造人間たちを、仮面ライダーではない生身の人間である主人公が、何とかして倒そうと頑張る話です。

怪人1体に対して、警官たちが束になっても全く歯が立ちません。

神条もおそらく改造されているのでしょうが、超人的な能力はありません。

ただ、なぜか危機的な状況になっても冷静さを失わず、恐怖を感じないようになっていました。

 

科学的な知識と機転で、どこまで巨大で俊敏で怪力な怪人と渡り合えるのでしょうか。

主人公のアイデアが毎回楽しめます。

 

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