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【マンガ】『ダーウィンズゲーム』―主人公だけマトモなデスゲーム【2020年1月~アニメ化】

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『ダーウィンズゲーム』FLIPFLOPs / 秋田書店

⇧1巻は2013年6月発売。

最新刊の19巻は、2019年12月6日発売です。

 

2020年1月からアニメ放送が開始されます。

 (TOKYO MX、AbemaTVほか)

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<クソゲーのデスゲーム>

 この作品は、最近流行りの「デスゲーム系」漫画です。

デスゲーム系とは、日常生活を送っていた主人公が、いきなり殺し合いゲームに参加させられる展開のことです。

代表例は『バトルロワイアル』『神様のいうとおり』などがありますが、他にも数多く出版されています。

 

 デスゲーム系漫画は、キャラクターも大事ですが、ゲームのルール設定も非常に重要です。

ルールがいい加減だとストーリーに納得感がなくなるので、読者は冷めてしまいます。

難しすぎず、簡単すぎないルールが良いです。

そして、敵キャラあるいは主人公に都合の良すぎない設定が良いです。

「そんなルールや必殺技を持っているなら勝てて当然じゃん」という設定はダメです。

ルール設定から不公平すぎるものは、一般に「クソゲー」と呼ばれます。

 

ところがこの漫画では、そんなクソゲー設定が採用されています。

ゲームに早く参加している者(先行組)が、圧倒的に有利に作られているのです。

後発のプレイヤーは、ほとんどが先発組の餌食になります。

おそらく著者はわざとそんな設定にしたのだと思われます。

圧倒的に不利な状況に置かれた後発組の主人公が、知恵を使ってなんとか危機を乗り越えていく展開にしていきたいからでしょう。

 

「スマホ 画像」の画像検索結果"

 

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<あらすじ>

 主人公は高校二年の須藤要(かなめ)。

ある日の学校の休み時間、彼は友人の京田からメールを受け取りました。

その内容は、「京田さんがあなたに助けを求めています。ダーウィンズゲームに参加してお友達を助けてあげよう!」という文章と、URLでした。

ダーウィンズゲームを知らなかった須藤は、友人に無料のソーシャルゲームだと教えてもらいました。

 

須藤は軽い気持ちでURLをタップしてみました。

すると画面から蛇が出てきて彼の首を噛み、彼は気絶してしまいました。

(※蛇に噛まれるというのが、ダーウィンズゲームの参加条件)

保健室で目を覚ました彼は、気分が悪かったので早退することにします。

 

須藤は帰りの電車の中で、気絶した原因を思い出し、いつの間にかスマホの画面内に現れていたダーウィンズゲームのアイコンをタップしてみました。

するとステータス画面には自分の名前がすでに入力されており、初期ポイント(30p)が与えられていました。

そして「パンダ君」というキャラクターとのバトルが、あと3秒で始まることも知らされます。

 

 ゲームの展開に全くついていけない須藤がふと前を向いたところ、画面内のパンダ君のアバターとそっくりな着ぐるみを着た人物が、包丁を持って立っていました。

そしてパンダ君は、有無を言わせず須藤に襲いかかってきました。

わけが分からないまま須藤は電車を降りて逃げ続けます。

 

立体駐車場に隠れた須藤は、シュカという人物からメッセージを受け取りました。

ダーウィンズゲーム内でのチャット機能です。

シュカは「手助けしてあげようか?」と言ってきますが、

須藤は「俺はこんなゲームやるつもりはない。辞めるにはどうすればいい?」と聞き返します。

するとシュカは、蛇に噛まれた人間はこのゲームから逃れられないことを須藤に宣告しました。

 

 その後、パンダ君から逃れた須藤は、シュカと合流してチームを組み、ゲームのことを詳しく教えてもらうことになります。

ダーウィンズゲームには他にも先行組のチームが存在するので、これ以降は基本的にチーム同士で戦っていきます。

 

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<ゲームのルール>

ダーウィンズゲームの参加者には、初期ポイントと「シギル」という個別の超能力が一つ付与されます。

 須藤のシギルは、思い描いたものを自分のもとにテレポートさせて引き寄せる能力です。(※拳銃が欲しいと願えば、手元に拳銃が現れる)

シュカのシギルは、紐状のものを自在に操れる能力です。

 

基本的には他のプレイヤーとバトルをして、勝った方が負けた方のポイントを奪うゲームです。

ポイントがゼロになると、現実世界から消滅(死亡)します。

ポイントは現実世界で現金に換金できますし、アイテムを買うのにも使えます。

 

またRPGのようにレベルアップしないので、強くなったりはできません。

ポイントの量とシギルでほぼ勝敗が決まってしまいます。

最初にゲームの説明がきちんとされないので、初心者はすでにゲーム知識のある先行組に簡単にやられてしまいます。

ベテラン同士がチームを組むのも自由なので、何も知らない後発組はいいカモなのです。

つまりほとんど勝ち目のないクソゲーです。

 

主人公の須藤は、こんな理不尽な殺人ゲームに強制参加させられたのにまともな感覚を失わない、唯一の人間です。

 他の人間たちが平気で人を殺していく中、彼だけが人を殺さずに勝つ方法を模索します。

 

ほとんど勝ち目のない理不尽なルール(法律)の中で、なんとか知恵を使って環境に適応し生き延びようとする須藤の姿は、切実に応援したくなります。

 

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