【マンガ】『進撃の巨人』(23-25巻)—世界を救うためだったら、そりゃあ…仕方ないよなぁ
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『進撃の巨人』諌山創 / 講談社
何も知らなかったら、何をやっても仕方ないのか?
何も分かっていなかったら、何をやっても許されるのか?
無知は罪にはならないのか?
何も分かっていない大人たちが、何も知らない子供にデタラメを刷り込み、社会システムにより洗脳し、不毛な殺し合いを続け、世界には憎しみと絶望しかなくなる。
もはや誰が悪いとか、国や社会や時代や祖先がどうたらとか言ってもどうしようもない状況になってしまった。
そういう段階はとうに過ぎてしまった。
これだけグチャグチャになってしまったら、敵を滅ぼさない限り終わりはない。
ハッピーエンドは絶対にない。
正義だとか正当性だとかはもう嘘っぱちだし、「戦争はダメだ」とか薄っぺらい寝言を今更言う奴は偽善だということはここまで読んできた読者には皆分かっている。
エレンの目は絶望に突き動かされながらも、悟りをひらいた殉教者のよう。
ミカサはつらそう・・・( ノД`)
皆つらい。読者もつらい。
もはや少年マンガの枠組みをはるかに超えてしまったハードさ。
読んでいて生きる気力が無くなってくるんですが・・・どうしてくれます?(;^_^A
しかしこの物語の結末から目をそらすことは許されない。
いよいよ最終決戦。
26巻は明日発売です。
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