【ノンフィクション・伝記】『ソロス』―イングランド銀行を打ちのめした男
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『ソロス』M・T・カウフマン / 訳:金子宣子 / ダイヤモンド社
伝説の投資家、ジョージ・ソロスの伝記です。
ブダペスト生まれ。ユダヤ人であり、幼少期は家族とともにナチスの侵攻からの逃亡生活を送る。
17歳で単身イギリスに送り込まれ、本当にゼロからのスタートを余儀なくされる。
そのときに、ハングリー精神やなんとしても生き残ってやるという強い意志が育まれたように感じます。
「イングランド銀行を打ちのめした男」というフレーズを聞いて、この人物に興味をもってこの本を読んでみました。
幼少期からの恨みでそうしたのではなく、多くの投資家たちがそのチャンスに乗っかり利益を得たのに、ソロス氏が1番有名だったのでそこだけ話が拡大表現されただけ
・・ということが分かりました。
ウォーレン・バフェット氏など、世界の金持ち投資家とは違うのかなというイメージを持っていたのですが、同じように慈善活動を行っておられるようです。
カッコつけというより、世界を良く変えたいという思いから、出資したり政策に口出ししたりしている。