【マンガ】『ゆうやみ特攻隊』―最凶の勧善懲悪バトル
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『ゆうやみ特攻隊』押切蓮介 / 講談社
奇才とはこの著者のためにある言葉である。
現代では、小さな子供でも絶対的正義なんてないことを分かっている。
他人が間違っているように見えても、それなりの事情や信条があるんだろうなと考えるのが大人の考え方である。
しかしこのマンガの敵は「絶対的な悪」といってよい。
その禍々しさ、凶悪さはマンガ界において比類ない。
こいつらをぶん殴ってやりたいと誰もが思い、
花岡隊長は読者の想像を超える暴力を以って徹底的に叩き潰す。
翔平やカエでなくとも「たいちょ~!」と読者は喝采を送るだろう。
こんなに頼もしいキャラクターがかつていただろうか。
ときどき挿まれるギャグのセンスも光っていますよ。
言葉のチョイスが素晴らしい。
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