【マンガ】『呪術廻戦』―イカれた主人公の王道バトル漫画【アニメ化決定】
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『呪術廻戦』芥見下々 / 集英社
⇧1巻は2018年7月発売。
最新刊の8巻と9巻は、2020年1月4日に同時発売されます。
先日発売された週刊少年ジャンプ52号でアニメ化が発表されました。
<世界観の紹介>
「呪い」が実体化し、人間に悪い影響を与えているという設定です。
「呪い」は普通の人には見えません。
それは幽霊とは違い、個々に違った怪物の姿をしています。
日本国内での怪死者・行方不明者は、年平均1万人を超えています。
そのほとんどが、人間から流れ出た負の感情=「呪い」による被害です。
学校や病院のような、大勢の思い出に残る場所には「呪い」が吹き溜まりやすくなっています。
そのため学校には、大抵「魔除け」の呪物が置いてあります。
「魔除け」と言えば聞こえがいいですが、実際は、より邪悪な呪物を置くことで他の呪いを寄せ付けないようにしているだけです。
毒を以て毒を制すという悪習です。
しかも長い年月が経ったことで、今や魔除けの呪物は封印が緩んでおり、呪いが染み出てきています。
それは他の呪いを引き付けるエサになっています。
呪いは呪いでしか祓うことが出来ません。
つまり呪力を持たない普通の人間には、呪いを倒せないということです。
この漫画は、呪術師たちが人間に被害をもたらす呪いを倒していく物語です。
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<あらすじ>
主人公は身体能力が異常に高い高校生・虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)。
彼は陸上部から勧誘されるほどの腕力と俊敏性を持っていましたが、オカルト部に所属していました。
部活が必ず5時に終わるからです。
虎杖は死期の近い祖父のお見舞いのために、毎日病院に行きたかったのです。
虎杖の下校後のオカルト部では、彼が拾って来たお札がグルグル巻きにされた怪しげなものを、開封するイベントが行われようとしていました。
実はそれは、「特級」に分類される危険度の高い呪物でした。
つまり両面宿儺(すくな)という呪いの王の指です。
封印が解かれた瞬間に、学校には何体もの呪いの怪物が現れ、オカルト部員たちを食べてしまいました。
一方、呪術高等専門学校の一年生・伏黒恵は、その前日から特級呪物(宿儺の指)を回収する任務に就いていました。
目的の特級呪物が所定の場所から無くなっていたため、彼は虎杖のいる学校中を捜し回っていました。
伏黒は虎杖とすれ違った際に呪いの残り香を感じ取ったので、虎杖に呪物の在処を問いただしました。
そこでオカルト部が計画していた「深夜の呪物開封イベント」について知りました。
急いで学校に駆けつけた虎杖と伏黒でしたが、すでに封印は解かれており、学校内には呪いの怪物がうろついている状態でした。
伏黒は式神を召喚して怪物たちと応戦しますが、苦戦を強いられます。
虎杖は呪力を持たない一般人なので、いくら殴っても怪物を倒すことは出来ません。
なんとかオカルト部員たちは救出できましたが、このままでは全員怪物に殺されてしまいます。
実は怪物たちは、宿儺の指を食べることでより強い呪力を得ようとしていました。
「呪力を持たない人間がこの場にいても意味がないから、友達を連れてさっさと逃げろ」と伏黒に言われた虎杖は、
「俺に呪力があればいいんだろ」と言って宿儺の指を食べてしまいました。
宿儺の指は猛毒であり、普通なら人間が食べたら確実に死にます。
しかし虎杖は死ぬことなく、宿儺が虎杖の身体を乗っ取ってしまいました。
とはいえ、それにより周囲の怪物たちは倒せました。
しかも虎杖の意志で、宿儺から肉体の操縦権を自由に取り返せるようです。
宿儺を宿す珍しい人間となった虎杖は、伏黒の在籍している呪術高専に転校することになりました。
彼はそれから、呪術師となって呪いを退治していきます。
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<まとめ>
少年ジャンプでは王道のバトル漫画です。
1巻でライバル、ヒロイン、先生(師匠)が登場して、非常にテンポがいいです。
主人公・虎杖がウダウダ悩まないのも特徴的です。
彼は恐怖心は持っているけれど、どこか頭がイカれています。
異形とはいえ生き物の形をした呪いを、一切の躊躇なく殺しにいけるからです。
ついこの前まで普通の高校生だったのに、いきなり呪術師たちの価値観に対応できたわけです。
そもそも特級呪物だと分かっているのに、それを食べようとした時点でかなりイカれています。
しかし彼は正義感や使命感も持ち合わせており、今後そのイカれ具合がどういう風に物語に作用していくのか楽しみです。
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