【マンガ】『Dr.クインチ』鈴川恵康 1巻―毒舌の美容整形外科医
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『Dr.クインチ』鈴川恵康 / 集英社
⇧2019年9月19日発売。
<美容整形の漫画>
今は男も女も見た目重視の時代になってきました。
「人間は外見じゃない、中身だ」と言いつつ、日々自分の美容には余念がない人が大勢います。
あるいは見た目で人を判断する人も。
人間なら誰しも自分の顔や身体にコンプレックスを持っているものです。
その気に入らないパーツに悩み、整形したいと考える人も増えてきました。
医療技術の進歩と並行して、美容整形技術も年々向上しています。
芸能人が「実は整形している」とカミングアウトしても、そこまで驚かれなくなってきました。
世間が整形することに対して、あまり抵抗が無くなってきたということです。
整形手術を受けようとするお客の事情も様々です。
・軽い気持ちで少し顔のパーツをイジろうとする人、
・容姿のせいで長く苦しんできた人
・自分だけが特別気にしているだけの自意識過剰な人
・実際にひどい中傷や嫌がらせを受けてきた人
など幅広い層の人々がいます。
この漫画は、そんな自分の容姿で悩んでいる人々の願望をかなえるためにメスを振るう、美容整形外科医の話です。
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<あらすじ>
舞台は東京・新宿にある美容クリニック。
主人公はそこで働く執刀医・権藤弓一朗(ごんどう きゅういちろう)です。
彼は手術の腕は天才的ですが、お客には毒舌を吐きまくる超失礼な男です。
団子鼻がコンプレックスで、高い鼻にしたくてクリニックを訪れた女性客に対して、
「鼻だけじゃねえだろ?
鼻はマストだが、まず目頭切開で鏡をよ~く見えるようにしなきゃな!
(つまり「お前は目が小さい」ということ)
あとエラ呼吸しないならエラ骨も切除だな。
とにかくだ、朝起きてアンタに入れ替わってたら、俺様ならとりあえず練炭買いに行くね!(つまり「お前は自殺したくなるほどのブスだ」ということ)」
きつめの営業トークとも言えますが、権藤がお客に積極的に手術を勧めるのは焦りがあったからです。
実はその日の朝のニュースで、厚生労働大臣政務官が新法案可決に向けて動いていることが報道されました。
その新法案とは「過大・誇大広告を掲載した美容外科は、掲載発覚すれば3ヶ月営業停止になり、今後一切CM等の宣伝活動を禁止する」というものです。
美容系の商売をしているのに宣伝できないのは死活問題です。
そんな法律が成立したら、美容整形外科が日本からなくなるかもしれません。
だから口コミで店に来てくれたお客には出来るだけ手術をしてもらって、今のうちに稼いでおこうという狙いです。
上記の手術をするには、普通なら500万円以上かかります。
しかし権藤は女性客のレイコに「無料でしてやる」と言いました。
その代わり、施術前後の写真を撮らせてもらうという条件を提示します。
宣伝に使うわけではありません。
医療広告として、HP上で施術写真の公開は原則禁止されています。
しかし医者が個人的に楽しむためならセーフです。
そしてレイコは手術条件を承諾し、施術は成功しました。
権藤は腕は確かなので、その結果にレイコも満足します。
しかし手術の本当の目的は、美容整形業界を潰そうとする新法案成立を覆すためだったのです。
権藤が考えたその驚きの戦略とは、一体どんなものなのでしょうか。
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<新しい医療漫画>
「人間の顔は千差万別なのだから、美容整形は不要な医療だ」という人がいます。
おそらく自分の容姿で死ぬほど悩むことがなかった幸せな人なのでしょう。
権藤は第一話のラストでこう言います。
「美容外科は顧客の人生を左右する医療だ。
不要だなんて見下される覚えはねえ!」
彼のクリニックには、単に自分の顔のパーツが気に入らないだけの者も来ますが、顔をナイフで傷つけられて跡が残ったまま生きてきた者もやって来ます。
彼はお客の目的を差別することなく、お客の願望を叶えていきます。
彼の手術によって救われている人が大勢いるわけです。
顔の整形過程や豊胸の最新技術、処女膜の再建なども詳しく描かれており、美容整形業界の勉強にもなる新しい医療漫画です。
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