【マンガ】『ゴールデンカムイ』(1巻)—青年マンガ版「ONE PIECE」!
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『ゴールデンカムイ』野田サトル / 集英社
明治後半。日露戦争を生き延びて帰還した主人公・杉元は、北海道で砂金採取に勤しんでいた。お金が必要だったからだ。しかし成果は上がらない。
ある老人からアイヌの隠し金塊(8億円相当)が北海道にあることを教えてもらう。
最初は半信半疑だったが次々と刺客が現れて命を狙ってくることから、金塊の情報は本当なのだと判断する。
アイヌの少女・アシリパと共に金塊を探す旅が幕をあける。
金塊を巡って争う敵たちには、陸軍最強といわれた北海道第七師団や、函館戦争で戦死したといわれる土方歳三(老人)など魅力的な奴らばかりでワクワクさせられます。
莫大な宝を巡って色んな勢力が争って目的地を目指すのは、まさに『ONE PIECE』です。
『ONE PIECE』は少年マンガだから?あまり死人が出ませんが、『ゴールデンカムイ』はヤングジャンプ連載なので青年誌扱い。結構人が死にます。
舞台を「架空の世界のグランドライン」ではなく、北海道にしたところが現実に寄せてきた部分であり、それゆえに宝を手に入れようとする欲望が生々しい。
あと、何といってもこのマンガの白眉は「アイヌのグルメ文化」でしょう。
狩りの仕方、リスやウサギの罠の仕掛け。リスの行動パターン。
リス料理と食事のマナー。
こういうのはマンガで読まないと他では中々知る機会がありませんよね。
サンジの作る料理も美味しそうですが、アシリパの料理も美味しそう。
次巻以降もアイヌ文化が紹介されるのでしょう。
毎回楽しみですね。
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