【マンガ】『BLEACH ブリーチ』(3,16巻)—戦いには2種類ある
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『BLEACH』久保帯人 / 集英社
『BLEACH』には名言がいっぱいありますが、中でも好きなのがこのセリフです。
「戦いには2つあり
我々は戦いの中に身を置く限り 常にそれを見極め続けなければならない。
命を守るための戦いと 誇りを守るための戦いと!」
16巻で浮竹が再度言うわけですが(こっちがオリジナルで3巻が回想なんですが)
僕は3巻のグランドフィッシャー編の方がなぜか印象に残っています。
海燕、ルキア、浮竹のシーンの方がドラマチックなのにどうしてでしょう。
このセリフに至るまでの流れもいいですね。
浮竹「お前が今手を貸せばなるほど奴の命は救われるだろう。だがそれは同時に奴の誇りを永遠に殺すことになる。」
ルキア「誇りがなんだというのですか!命に比べれば誇りなど!」
世の中では「長生き」が正義だと信仰されています。
本当でしょうか?
大切なものが踏みにじられたまま長く生きていられて嬉しいですか?
どうしても許せないもの、納得できないことを抱えたまま長生きしていたいですか?
たとえ死ぬリスクがあろうと、命を賭けねばならない瞬間はあるはずです。
人は色んな言い訳をして身を守ろうとしがちです。
それは生き物としての習性なので仕方がないのかもしれません。
歳を取れば取るほど、誇りのために戦える人間は減っていきます。
ウソップのように誇りのために戦って死ぬ覚悟はなかなか持てるものではありません。
でも男は全員、本当はそうやってカッコよく生きて死にたいと思っているはずです。
僕もそう思っています。
自分の大切な人やもののためには命を賭けられる人間でいたい。
誇りをもって死にたい。
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