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【マンガ】『FREAKS FREAK COMPANY』1巻―本格王道スチームパンク

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紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『FREAKS FREAK COMPANY』芝間スグル / 講談社

⇧2019年8月9日発売。

 

<スチームパンク漫画>

 SFやファンタジーには「スチームパンク」というカテゴリーがあります。

産業革命を迎えて蒸気機関が勃興し(あるいは隆盛を極め)、科学技術が劇的に変化した時代(世界観)を扱ったものです。

電子機器などはまだほとんどなく、登場するガジェットとしては蒸気機関や歯車、ぜんまいなどの目に見える「機械っぽさ」をもったものが多いです。

 

似たようなカテゴリーに「サイバーパンク」というものもありますが、明確な境界線はありません。区別をつける意味がないほど境界領域の作品が多いからです。

スチームパンクの方はガジェットを前面に押し出しているもので、

サイバーパンクの方は技術の背景にある思想政治色を前面に出しているものが多い、といった理解で大丈夫です。

世界観としてはサイバーパンクの方が科学技術的には進歩しています。(電子機器や未来的なテクノロジーが浸透している)

 

 

スチームパンクの世界観の具体的な代表例を挙げます。

漫画なら『鋼の錬金術師』(荒川弘 / スクエニ / 完全版全18巻)

 

小説なら『ディファレンス・エンジン』(ウィリアム・ギブスン、ブルース・スターリング / 早川書房)

 

 アニメ(映画)なら『スチームボーイ』(大友克洋)

 

これらは、あくまでもただの例であって、スチームパンクというカテゴリーに当てはまる作品は無数に存在します。

 

スチームパンクは冒険物語と相性がいいです。

この漫画もスチームパンクであり、大冒険の物語です。

 

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<あらすじ>

約200年前を境に、人を喰らう異形の生命種(フリークス)が現れた世界。

科学技術は産業革命レベルで、人々の移動手段は馬車や蒸気機関車です。

 

駆け出しの医師である主人公の少女・ベッキー・ローガンは、2年前から音信不通になった兄を探すため旅に出ることにしました。

 交易街に到着した彼女は、これからの旅の護衛としてハンター(異形狩り)を雇おうと考えます。

 しかし街で多くのハンターたちに護衛を依頼するも、彼女の兄の捜索の手がかりがディエゴ・ブラウニングという人物だと分かると皆彼女の話を笑い、マジメに取り合ってくれる者はいませんでした。

 Dr.ブラウニングはフリークスを生み出したとされる狂気の科学者で、200歳をこえて今なお生きているとされるおとぎ話の人物だからです。

つまり兄の手がかりは無いに等しいというワケです。

 

皆から馬鹿にされてもベッキーは諦めません。

そんな中、「自宅に来てくれたらうってつけの人物を紹介できる」というロミオという金持ちの男が現れました。

すぐに人を信用してしまうベッキーは、疑うことなくロミオについて行きます。

彼女は途中でロミオに睡眠薬を嗅がされ、何体もの狂暴なフリークスたちが捕獲されている檻の隣で目を覚ましました。

なんとロミオは、少女がフリークスたちに喰われる様子を鑑賞することが趣味だったのです。

 

今まさにフリークスたちに襲われるかというとき、ベッキーを救ったのは奇妙な三人組でした。

彼らはフリークス関連の困りごとを請け負うことを生業としており、『フリークス・フリーク・カンパニー(異形愛好狂商会)』と名乗りました。

彼らは誰もが笑ったベッキーの話を信用します。

彼らもまた、ブラウニングを探していたからです。

 

 ベッキーと三人組はブラウニングを探すことで利害が一致したので、ベッキーの護衛を引き受けてくれることになりました。

ベッキーのもとに送られてきた彼女の兄の日誌は、フリークスの血に染まって読めなくなっていました。

そのため、4人はまずは血の情報を解析できる異形生態研究機関に向かいます。

 

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<まとめ>

主人公が医者という設定、蒸気機関の乗り物と建物、異形狩りであるハンターたち、異形生物(フリークス)とのバトル、フリークスの起源、人型フリークスの秘密 ・・・

まだまだ1巻は序章ですが、これでもかと伏線を散りばめてあります。

ザ・少年漫画。

これぞ本格王道SFファンタジーです。

スケールの大きい世界観と多くの謎に、期待がふくらみます。

 

 『ONE PIECE』ばりにワクワクの大冒険の予感がします。

 

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