【マンガ】『地獄楽』(1巻)ー凶悪犯たちのバトルロイヤル
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『地獄楽』賀来ゆうじ / 集英社
抜け忍の主人公・画眉丸が、得体の知れない島で腕に覚えのある凶悪犯罪者たちと「不老不死の仙薬」をめぐって殺し合う。
ただ一人の生き残りを賭けたバトルロイヤル。
ストーリー自体はシンプルですが、「得体の知れない島」という設定がミソ。
極楽浄土・神仙郷と呼ばれる土地で、その島から帰って来た者はほとんどいない。
帰って来られた者も、正気を失い、身体の一部が植物化しており、その症状が進行してやがて死ぬ。
島には見たこともない植物、虫?、生物ばかり。
凶悪な人間たちよりもまず、島の生態系が未知すぎて危険。
「今は力を合わせて島を脱出することを最優先にしよう」という展開にもっていくつもりなのでしょうか。
絵が上手いから、島の不気味さ、生き物の禍々しさにすごく雰囲気があります。
『HUNTER×HUNTER』の暗黒大陸ってこんな感じなのかなとイメージしました。
冨樫氏の描く暗黒大陸と、この島の生態系。
どちらが想像力で勝つのか楽しみです。
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