【マンガ】『Dr.STONE』(6巻)ーケータイを作る!
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『Dr.STONE』稲垣理一郎・Boichi / 集英社
日常のささいな悩みなど忘れて、壮大な物語の海に没入できる。
シンプルにワクワクドキドキが詰まった、ザ・少年マンガ。
読むたびに、科学の面白さを教えてもらえます。
勉強したくなります。
高校時代に読んでいたら、もっと真面目に化学を勉強していただろうな。
この巻では人類がストーンワールドで生き残った理由がついに判明します。
父から息子(主人公)に力、知識、技術(奥義的な何か)を継承するという展開は、あらゆる物語の王道パターンですが、これほど素敵な贈り物は他にないでしょう。
前巻までは抗生物質(万能薬)作りに精を出してましたが、今巻からは情報戦に勝つためにケータイを自作する計画が始まります。やろうと思えばできるものなんですね。
現代社会では、インターネットが使用不可になったら終わりなのかと思ってました。
核爆弾が投下されたら流石にアウトですが、電磁パルス攻撃を受けて、デジタル機器が全て使えなくなって、デジタルデータも全て消えただけだとしても、経済や社会が大混乱に陥ってどうしようもないだろうと。
しかし、このマンガを読めば、たとえ世界大戦が始まってインフラが壊滅したとしても、方法さえ分かっていれば人類は復活できるんじゃないかという気がします。
テクノロジーの進歩がこれだけ時間がかかったのは、誰も正解を知らずに試行錯誤を繰り返さざるを得なかったから。理論さえ確立してしまえば、ゼロからでもやり直せるんだと勇気を与えてくれます。
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