【読書術・初心者向け(5)】複数冊を同時に読め
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
初心者は1冊読み切ってから次の1冊に移ろうとします。
でも律義にそんな順番なんて守らなくてもいいんです。
日本人(特に大人)は真面目で頭が固すぎます。
1冊読んでても読み通すのが辛かったら
別の本を読んで気分転換すればいいんです。
僕は飽きっぽいので、その理論で5,6冊同時進行で読んでます。
混乱しないのか心配になる方もおられるでしょう。
でもやってみれば意外と何の混乱もなく読めるものです。
人間の頭はそれくらいの切り替え機能は備わってます。
10冊くらい同時進行させて読んでいたときに
3冊くらいで電車の中のシーンが出てきたので
その時は一瞬混乱しましたが、その程度です。
おそらく20、30冊同時進行でも混乱しないはずです。
それくらい、世の中にある本で、似通っているものなんて無いということです。
学校の勉強だって、1年生で国語やって2年生からは数学やって・・・
なんて方法はやらないでしょう?
同じことです。
複数の別ジャンルのことを同時進行でやるからこそ、各個の理解もより深まるし、シナジー効果も生まれやすい。
ある本を読んでいるとき、別のジャンルの本を読み始めたら同じ言葉や概念、事象が語られていたりするセレンディピティがたまに起こる時があります。1年に2回くらい起きます。奇跡的な偶然に出会うと嬉しくなりますよね。そういうのは記憶に残りやすいですし、1冊1冊順番に読んでいたら起こりえないことなので、複数同時読みの醍醐味でもあります。
そして複数同時進行の方が、読むのにかかる合計時間は1冊ずつ読むよりも短くなるんです。嫌々読み進めているわけではないので、集中してる時間が結局長くなるからでしょうか。
メリットだらけで、デメリットはない(ように思えます。)
お試しあれ。
大体、通学通勤時、皆さんはハードカバーの本をカバンに入れているのでしょうか?
ハードカバーは重いしかさばるので、出来れば文庫本の方がいいですよね。
そうすると通学通勤は文庫、家ではハードカバーになって、自然と複数冊同時読みになってしまうと思うのですが・・・僕だけでしょうか?
通学通勤時は電子書籍が当たり前の時代なんでしょうか。
でも紙の新聞を広げている方もまだ散見されますよ。
ちなみにカバンの中に本が1冊も入っていないという状況は想定しておりません。
そんな方本当にいます?