【マンガ】『ワンパンマン』(14巻)―ギャグなのに最高のカタルシス
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紙の本も読みなよ / A-key-Hit
『ワンパンマン』ONE、村田雄介 / 集英社
基本的にギャグマンガなのに、この巻は特に感動モノです。
ラストに向けての演出、構成が憎らしいほど見事。
圧倒的な力の差。
怪人の強さに対する恐怖、全く歯が立たない自分の武力。
勝つことなんて不可能で、逃げることすらできない。
どうすることもできない絶望的な状況。
そこで諦めるか、逃げるか、それでも戦うか。
「弱いヒーローに存在価値はあるのか」という問いの答えが描かれている。
『ダイの大冒険』29巻(たぶん)でのノヴァのセリフを思い出す。
「勇者ってのは勇気のある者のことじゃない。
周りの人間に勇気を与えることが出来る者のことだ」
ヒーローも同じだ。
強ければいいわけじゃない。
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