【広告】

紙の本も読みなよ

読み終わったマンガ、小説、その他の本の中でオススメのものを紹介しています。 ブログのYou Tube動画版(チャンネル名は同じ)もあります ➡ https://www.youtube.com/channel/UCPzX3QHV6x9LM1AMOdme7qw

【マンガ】『ランウェイで笑って』 (1-5巻)ー才能との向き合い方

【広告】

紙の本も読みなよ / A-key-Hit

『ランウェイで笑って』猪ノ谷言葉 / 講談社

f:id:A-key-Hit:20190112111632j:plain  

 

僕はファッション業界のことに無知なので読んでいて新鮮です。

今年読んだ面白いマンガ・ベスト5に入るでしょう。

 

デザイナーは、「オシャレ」なんていう主観的で漠然としたもので戦わないといけないなんて、大変すぎて自分には無理だろう。

モデルもまずは高身長がないと相手にされない。それ以外のことに努力をずっと続けてきたとしても。理不尽すぎる世界。読んでいてつらい。

 

才能はあるけれど、金も人脈もなく、知識も乏しいデザイナー志望の主人公・育人。

才能(高身長)はないけれど、経済的自由や人脈、知識、技術もあるパリコレモデル志望のヒロイン・千雪。

共通するのは自分の夢に対するひたむきな姿勢。

二人の対比の描き方が容赦なくて心が痛い。

作者も現実も残酷だ。

それでも、彼らは自分の足りない部分をカバーしようと、懸命に喰らいつく。

 

自分の才能とどう向き合えばいいのか。

才能があってもお金がなければあきらめるのか。

肝心な才能(高身長)といわれているものを持っていなければあきらめるのか。

それが自分に向いているかどうかは誰が決めるのか。

審査員か、周りの人間か、はたまた自分自身か。

向いていなければ、あきらめるのか。

 

クリエイター(ものを作る、表現する)になろうとする者はいつも自問し、悩み苦しんでいる。自分の進む道はこれで合っているのかと。

 

とにかく今は後悔のないように、がむしゃらになってやるしかない。

がんばれ、皆。

 

本日5巻発売。

6巻は8月発売予定。

 

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

【マンガ】の過去記事リスト(1)~(100)はこちら

【マンガ】の過去記事リスト(101)~(200)はこちら

【小説】の過去記事リスト(1)~(100)はこちら

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 

紙の本も読みなよ / A-key-Hit