紙の本を読みなよ

主に読み終わったマンガ、小説、その他の本についての感想です

【マンガ】『Artiste』(3巻)ー共に闘っていく仲間とは

『Artiste』(1~3巻) さもえど太郎 / 新潮社

 ようやく調理場の仲間たちがつながりはじめた。

個性派ぞろいのメンバーたちがお互いを少し理解し始め、

チームプレイが生み出される。

 

こういう瞬間がすごく好きだ。

 

周りの同僚を「仲間」だと認める/認められる瞬間。

信頼が生まれる瞬間。

ずっと苦しんできた自分の過去を支持してもらえて心が救われる瞬間。

 

飲食業は現実では労働時間が長く、ハードでブラック企業という視点で捉えらえがちですが、難局や逆境を共に乗り越えるという経験があってはじめて、強い仲間意識が生まれるのかもしれません。

 

今の日本で、職場の同僚に対して「あいつらは本当の仲間だ」と自信をもって言える人がどのくらいいるのでしょうか。

別に「昔と比べて現在は人間関係が希薄化している」といったよくある言説を述べたいわけではありません。

単に、「そういう信頼関係っていいなあ」という話です。

 

多くの人が、麦わらの一味っていいなあと憧れているでしょう?